Lab-Grown Diamond
ラボグロウンダイヤモンドとは
天然ダイヤモンドと同成分
天然のダイヤモンドは地中深くで生成されるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドはラボで生成されます。
天然ダイヤモンドとは生み出される環境が違うだけで全く同じ成分・特徴を持っており、モアサナイトやキュービックジルコニアなどの模造石・類似石とは完全に異なります。
ラボグロウンダイヤモンドは模造ではなく、本物のダイヤモンドなのです。
際立つ透明感
天然ダイヤモンドは炭素原子の結晶であり、天然ダイヤモンドの98~99%は炭素以外の不純物(主に窒素)を含んでいますが、窒素を含むダイヤモンドは「タイプI」に分類されます。
不純元素をほとんど含まないダイヤモンドは「タイプII」に分類され、その中でも特に希少なタイプⅡaは天然ダイヤモンドの中で約1%前後とされています。
ラボグロウンダイヤモンドは、不純元素をほとんど含まない「タイプII」に分類され、その美しさの特徴として際立った透明感を持っています。
これは、ラボグロウンダイヤモンドがラボというコントロールされた環境下で生成されるため、不純物を含まない状態で結晶化させることが可能だからです。
クオリティグレードの選別
ラボグロウンダイヤモンドはラボで生成されますが、ハイクオリティのダイヤモンドを簡単に大量生産できるわけではありません。
同じものが大量に生産されるのではなく、形、色、大きさがそれぞれ異なり、ひとつひとつが個性を持って生まれます。
ラボでは成長を促す環境を整えているだけであり、そのクオリティまでは調整できないのです。
そのため、ラボグロウンダイヤモンドにも天然ダイヤモンド同様に国際基準が定められたグレードが存在します。
ラボグロウンダイヤモンドの中でも、ジュエリーとして使用できるものはごく僅かであり、その中から私たちの基準を満たした石のみを使用しています。